介護職の面接を受ける際、面接対策として特に意識すべきなのは「論理的に話を組み立てておく」ということだ。論理的と聞くと難しく感じるかもしれないが、順序立てて話せば良いので、事前に話しの枠組みを組み立てておくことで対策が可能である。介護職にチャレンジしてみようと思ったのはどのようなきっかけがあったからなのか、その思いと希望する企業がどのように一致しているのか。この施設形態ではならなかった理由はあるのか。この3点を5W1H(いつ[When]、どこで[Where]、だれが[Who]、なにを[What]、なぜ[Why]、どのように[How」)を意識しながら組み立てておくことがポイントだ。特に、企業と自分の介護に対する思いがどのように一致しているかは、企業のHPにある企業理念を見ると良い。そこにはその企業が特に大切にしている行動指針が書かれているので、企業理念と自分の思いを重ねて話すと、より説得性が増す。また、今後どのようなキャリアを積みたいのかというところまで話ができると、内定の確率はぐっと上がる。
さらに言えば、最後にかならず何か質問はありますか?との質問があるので、そこでは必ずなにか質問するべきである。企業HPを見て疑問に思ったことや気になる点、入社までにしておくことがあるかなど、建設的な質問を心がけるとよい。もし、質問事項がなければ、入居者の平均介護度や、入居者数を聞くと良い。その施設で実際に働いていることを想像しているのだと、前向きに受け取る面接官が多いからである。
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